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家づくり最新コラム

【第74回】脳の発達に良い?!子どもが「のびのび元気」に育つ家のつくり方

ここ数年「子ども」や「子育て」をキーワードにハウスメーカーなどが力をいれて住宅の開発などをしている他、 キッズデザイン賞などの子どもにとって有益なデザインに対するアワード(賞)の活性化など、 政府や企業、研究者などあらゆる人達が「子ども」や「子育て」に関心を寄せています。
 そのような中で住空間を3次元的に工夫すると、子どもが自然と身体を動かす機会も増えます。そのことが脳の発達を助け、元気で頭の良い子が育つと言われています。今回はそのような子どもと家族がのびのびと幸せに暮らせる家づくりをご紹介します。

【1】回遊性のあるホビールーム

回遊性のあるプランとは、行き止まりが無くグルリと一周できる間取りのことです。
子どもはグルグル回るのが好きなので、自然と家の中で運動量が増えます。また、大人にとっても行き止まりが無いと人とぶつかりづらく、些細な事によるストレスの軽減に役立ちます。

図1:ホビールームから回遊性のある間取り

 図1の間取りは、リビングの一部をホビールームとすることで、家族の集まるリビングで子供がのびのびと動き回ることができます。家事をしながら子どもの動きが見られるのは嬉しいポイントです。リビングにホビールームをつくる際は、収納をよく検討しましょう。

【2】吹き抜けのある空間で楽しむホビールーム

 吹き抜けやスキップフロアなど高さ方向に変化のある空間は3次元的な空間認識能力を高め、身体能力や五感も育むため、脳の発育にも良いとされています。吹抜けなどは家族の気配も身近になるため子どもが孤独を感じにくい良い間取りだと言えます。ただし吹抜けのある空間は冬場、温かい空気が上部に行ってしまい、部屋が温まりにくいというデメリットがあります。エアコンだけではなく、身体を直接温められる床暖房を併設すると良いでしょう。

【3】ボルダリングやチェアハンモックなどアクティビティを楽しめるホビールーム

 アウトドアブームも手伝って、ボルダリングやハンモックなどを自宅に取り入れる方が増えてきています。どちらも壁や天井に下地を入れておくことで安心して設置ができますので、新築時に検討されると良いでしょう。

①ボルダリング

 ボルダリングは腕の力だけで登っているように見えますが、実は全身の筋肉を使って行います。のぼる過程で判断力なども鍛えられる為、保育園などでも採用されているケースが増えています。
 ホールドと呼ばれる手や足をかけるものを取り付けていくのですが、壁への取り付け方は2種類。1つ目はあらかじめ壁の裏側にボルトを仕込み、壁を挟み込むボルトオンホールド。こちらは競技などでも使われる方式であらかじめ穴にボルトを仕込んでおけば、気軽にホールドの位置を変えることができます。2つ目は直接壁にビスなどで固定するスクリューオンホールド。こちらのほうが安価で気軽に取付けられます。壁は15㎜以上の合板を使用すると良いでしょう。

②チェアハンモック

 チェアハンモックは、通常のハンモックに比べ、座るタイプのため広いスペースが無くても気軽に取り付けることができます。据え置きのタイプと吊り下げのタイプがありますが、インテリア的には吊り下げタイプのほうがスッキリとお洒落に見えるのでお薦めです。お気に入りのクッションなどを置いて楽しんではいかがでしょうか。

 住宅展示場でも、各ハウスメーカーの『子育て間取り』がご覧いただけます。それぞれのご家庭にあった取り入れ方を参考にしてください。
 

監修・情報提供:一級建築士 吉田美帆
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本記事はネクスト・アイズ(株)が記事提供しています。
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